発泡(はっぽう)ビーズがまるで火山噴火(ふんか)のように風船から飛び出します。ペットボトルを火山に見立て、気圧を利用した科学体験を紹介します。
はじめに
愛知県で教員をしている緒方(おがた)です。手品のように、発泡ビーズが風船から飛び出す実験です。
実験を見て!
実験をごらんください。ペットボトルにセットした風船の中から発泡ビーズが飛び出します。
材料は?
材料は5つです。ペットボトル以外の材料は100円ショップで用意できます。
材料
・空のペットボトル:1個 (1リットル以上がよい)
・発泡ビーズ:紙コップ半分くらい (細かすぎない方がよい。細かいと片付けがたいへん)
・風船:1個 (9インチ以上で、赤やオレンジがよい)
・タピオカストロー:1本 (長さ100㎜×太さ15㎜がよい)(無ければ厚紙を丸めて代用できる)
・ビニルテープ:1本
道具
・紙やすり
・定規
・ペットボトル以外、すべて100円ショップなどで購入できます。
・発泡ビーズはより細かなものでもできますが、後片づけが大変です。
作り方
作る①➡ペットボトルに穴を開けます。
・ペットボトルにきりで穴を開けます。
・穴をはさみなどで1㎝程度の大きさにし
ます。
作り方
作る②➡ペットボトルの口に風船をとりつけます。
作り方
作る③➡風船をふくらませた後、穴をビニルテープでふさぎます。
仕組み➡風船の口に穴が開いているのにどうして風船はしぼばないのか?
・500mlのペットボトルと風船を使った簡単な手品を見せます。
・外と中の気圧の差で起きる手品であることを説明します。
作り方
作る④➡タピオカストローの口を切る。
作り方
作る⑤➡タピオカストローの口を切って、折り曲げる。ストローがないときは、厚紙を丸めてストロー状にします。大きな火山を作ってみました。
遊ぶ
遊ぶ①➡発泡ビーズを噴火させてみます。ビニルテープを一気にはがして、噴火させます。
遊ぶ
遊ぶ②➡大きな火山を作ってみました。
おわりに
この実験で火山の仕組みについて興味を持ってくれたら嬉しいです。