ペットボトルキャップを2個使うと安定(あんてい)したコマができます。このコマの側面(そくめん)に赤・緑・青のシールをはって回転(かいてん)させると、虹色(にじいろ)になるコマができます。シールのはり方でいろいろなコマが作れます。楽しみましょう。
はじめに
愛知県(あいちけん)で先生をしている淺尾(あさお)です。ペットボトルキャップを使って、回ると虹色になるコマを作って遊びましょう。
実験を見て!
じっくり観察(かんさつ)してみましょう。赤・緑・青のシールしかはってないのに、コマが回りだすと、いろいろな色が見えてきます。
材料は?
PET虹ゴマを作るための材料を紹介(しょうかい)します。キャップ以外の全ての材料は、100円ショップで購入(こうにゅう)することができます。
材料
・ペットボトルキャップ:2個
・竹串(たけぐし)
・ビニルテープ:黒と透明(とうめい)
※透明なビニルテープは、セロテープでもよい
・丸シール:直径(ちょっけい)9mmで赤・緑・青の3色を利用(赤5枚、緑4枚、青4枚必要)
・画用紙(がようし):黒色で3✕3cmくらいあればよい
……その他、穴(あな)をあける道具(どうぐ)として、目打ちやキリがあるとよい。
入手方法
・ペットボトルキャップ以外、全て100円ショップで購入することができる。
・ペットボトルキャップは飲み終えた容器(ようき)のものをとっておく。
注意すること
・ペットボトルキャップに穴をあけるときに、手を傷(きず)つけないようにする。
・ペットボトルキャップに竹串を通すときに、手を傷つけないようにする。
①作り方(1/3)
ペットボトルキャップを2個用意し、真ん中に穴を開けます。
②作り方(2/3)
キャップに開けた穴に竹串を通した後、ビニルテープで固定(こてい)します。
③作り方(3/3)
キャップの側面に赤・緑・青の丸シールをはります。
④コマの回し方
PET虹ゴマの回し方にはいくつかの方法があります。ひもでも回せます。
⑤光の三原色(さんげんしょく)
光の三原色(赤緑青)から黄色や紫色などが生まれる様子を観察します。
⑥もうひと工夫
回りながら色が変化していくコマにバージョンアップします。
【対象学年】既習内容や実験の難易度から考慮して、下記の実験ブースに★1つだと小学校5・6年以上、2つだと3・4年以上、3つだと1・2年以上が対象と考えています。もちろんその表示のみにこだわる必要はありません。