輪ゴムを使ってマグヌスコップを飛ばそう


どんな実験なの?

つないだプラスチックコップをゴムの力で飛ばす実験です。輪ゴムを使ってプラスチックコップに回転を与えると,コップをカーブさせることができます。コップの飛ばす向きを変えて,いろいろな飛ばし方を工夫ましょう。 


はじめに

富山大学の月僧(げっそう)と言います。つないだプラスチックコップを輪ゴムで飛ばす実験です。飛ばし方を工夫すると、いろいろな飛ばし方をさせることができます。

実験を見て!

これがマグヌスコップです。輪ゴムを使い、こんな風に飛ばすことができます。

 

 

 

材料は?

材料は、透明なプラスチックコップと輪ゴム、クリップです。どれも100円ショップやホームセンターで買うことができます。また、セロハンテープとペンチも使います。



材料・注意すること


 

材料 

 

透明のプラスチックコップ 

輪ゴム3本

クリップ

セロハンテープ

 

準備物

 

ペンチ

 

材料の入手方法 

 

すべてホームセンターや100円ショップなどで購入できます。 

 


実験のしくみは?


①作り方

最初に、ペンチを使いクリップを曲げておきます。コップを飛ばすときに輪ゴムをひっかけるフックになります。

 

 

②作り方

2つのプラスチックコップをセロハンテープでくっつけます。この時に隙間ができないように、しっかりプラスチックコップをくっつけます。

 

③作り方

つないだコップにクリップを付けます。最初にクリップをセロハンテープで付けた後、このセロハンテープの上からさらにセロハンテープを貼り、輪ゴムをひっかけても取れないようにします。



④作り方

3本の輪ゴムをつなぎ、1本にして、取れないようによく伸ばしておきます。

 

 

 

 

 

⑤遊び方

それではやってみます。最初に、コップに着けたクリップに輪ゴムをひっかけ、伸ばします。3本の輪ゴムのうち2本を伸ばしながらコップに巻きます。残りの1本は、コップを飛ばすときに使います。

 

 

 

⑦コップが飛ぶ仕組み

コップは回転しながら風に向かって進むため、コップの上下で風の速さが少し変わります。風が速い方が圧力が下がるため、コップは上側に曲がります。このような現象をマグヌス効果といいます。

 



⑦他の飛ばし方

マグヌスコップを上に向かって飛ばしてみましょう。縦にして飛ばしてみても面白いですよ。

 

⑧投げてみよう

指に引っかけて片方の手で持ち、ソフトボールのように投げてみましょう。

 

 

⑨終わりに

練習すれば必ず上手になります。自分の飛ばし方を開発してみましょう。