お菓子(かし)のグミにクエン酸と重そうを練り混ぜてしばらくすると、グミがもこもこふくらんできます。まるで火山がゆっくり噴火(ふんか)するような実験です。
はじめに
愛知県(あいちけん)で教員をしている加藤(かとう)です。お菓子のグミを使って、もこもことふくらむ火山を作ってみました。
実験を見て!
火山ができるまでの早送り映像(えいぞう)です。実際(じっさい)はゆっくりふくらみますが、動画(どうが)を30秒に縮(ちぢ)めています。
材料は?
グミ火山を作るための材料を紹介(しょうかい)します。全ての材料を100円ショップで購入(こうにゅう)することができます。
材料
・お菓子のグミ:1~2粒
・クエン酸の粉末(ふんまつ):小さじ1杯
・重そうの粉末:小さじ1杯
・アルミカップ:1個 (お菓子の焼き型のアルミカップが丈夫でよい)
※カップの代わりに、ビニル袋で作ることもできる。
……その他、道具としてすり鉢(ばち)、すりこぎ、電気ポット、ビーカーと小さじスプーンが必要
入手方法
・全て100円ショップで購入することができる。
注意すること
・お湯を使うときに、やけどに気をつける。
①作り方
グミをお湯で温めます。その後、クエン酸を練り込みます。
②作り方
重そうを入れ、素早くかき混ぜてふくらんでくるのを観察(かんさつ)します。
③作り方
アルミカップを使って火山の形を作り、実験してみましょう。
④作り方
すり鉢やアルミカップの代わりに、ビニル袋の中で作ってみましょう。温度(おんど)の変化も体感(たいかん)できます。
⑤仕組み
グミ火山と本物(ほんもの)の火山のよう岩を比べて、似ているところ・違っているところを見つけましょう。
⑥仕組み
グミはゼラチンが主原料(しゅげんりょう)で、その構造(こうぞう)を利用してふくらませています。
【対象学年】既習内容や実験の難易度から考慮して、下記の実験ブースに★1つだと小学校5・6年以上、2つだと3・4年以上、3つだと1・2年以上が対象と考えています。もちろんその表示のみにこだわる必要はありません。