ガウス加速器(かそくき)とは、磁石の力を利用してきゅうに鉄(てつ)の球(たま)が速(はや)く転(ころ)がるように見える実験です。ガウスという人が作った実験ではなく、「ガウス」とは磁石の力の単位なのでこの名前がついています(ガウスさんは学者でその名前からこの単位がつきました)。
はじめに
竹田小学校の國眼(こくがん)です。球がきゅうにビュンッと、とび出す実験をしてみましょう。楽しいよ。
実験を見て!
まずは実験を見てみましょう。球をゆっくりと近づけるだけで目にもとまらぬ速さでとび出しますよ。
材料は?
材料はネオジム磁石と鉄球6個。そしてコードかくし用のモールを用意します。説明(せつめい)をよく聞いてね。
材料
ネオジム磁石1個
鉄球6個
レール1本
入手方法
ネオジム磁石→100円ショップにあるメモクリップ用の強力マグネットをピン型タイプからプラスチックを割って取る。6個入手できる。100円ショップにある、「超強力マグネットミニ」で8個入手できる。
鉄球→モノタロウ 鉄球直径(ちょっけい)5mm 10個入り299円 144個入り749円
レール→モノタロウ エフモール0号 1本 150円 ホームセンターにもある。
注意すること
・小さな鉄球やネオジム磁石は小さい子の口に入りやすいので誤飲(ごいん)に気をつける。
・磁石はとても強力なので、ひふをはさんで血豆(ちまめ)ができることがあるので注意する。
・クレジットカードやパソコンなどの電子機器(でんしきき)にネオジム磁石を近づけないようにする。
・レールを切るときは力がいるので大人の人に切ってもらう方がよい。
①ガウス加速器にはひみつがあります。球が加速するのは磁石の力を受(う)けています。
②それをふまえてもう1回見てみましょう。鉄球が磁石に近づくと…
③スローで再生(さいせい)してみましょう。ネオジム磁石に近づくにつれてどうなるか。
④どうやって加速することになるのか、じっくりと説明しています。
⑤さあやってみましょう。でもその前にまずは材料を加工(かこう)します。
⑥材料がそろったので、実際(じっさい)にやってみます。ゆっくりと鉄球を転がします。
【対象学年】既習内容や実験の難易度から考慮して、下記の実験ブースに★1つだと小学校5・6年以上、2つだと3・4年以上、3つだと1・2年以上が対象と考えています。もちろんその表示のみにこだわる必要はありません。